Jeremy Shuler

Jeremy Shuler

2014年 10歳で2014年の全SAT受験者 (大学進学希望の最上級生) の上位0.4%にランクイン
2015年 11歳でAP Scholars with Distinctionを受賞
2016年 12歳でコーネル大学に史上最年少で入学
2020年 16歳でコーネル大学 Engineering をsumma cum laude (最優等) の成績で卒業し、応用物理学と工学物理学で部門成績優等
Cuykendall Award for Outstanding Academic Achievement受賞者
コーネル大学の史上最年少卒業生
2020年 16歳でメリーランド大学カレッジパーク校の理論粒子物理学の博士課程プログラムへの入学を許可される
2021年 17歳で2020年のコーネル大学開講式でCollege of Engineeringの旗手に選出(COVID-19のパンデミックのため1年延期)

コーネル大学で学部生として応用物理学を学んでいたときに、プラズマ粒子加速器の研究に従事し、私が本当に夢中になれるのは基礎物理学であることに気づきました。私は現在、メリーランド大学のRaman Sundrum教授の下で理論粒子物理学の博士号の取得を目指しています。 この分野では、量子力学を中心に、ブラックホール熱力学やトラバース可能なワームホールに興味を持っています。上記のすべてのトピックは、特にAdS/CFT対応を通して宇宙により高い次元の構造を与えることによって、分かりやすいかたちで解消することが少なくありません。AdS/CFT対応では、特定の (Anti-de Sitter) 時空における物理的な場の理論が、元の理論から派生し、その時空の境界に存在する別の (共形場) 理論と接続されます。共形場理論には、数学的な解析を容易にする一定の特性があり、解析を実施することで元の理論の情報を明らかにすることができます。私は、このツールを使用して量子重力を探求したいと考えています。私の研究は、一般相対性理論と量子場理論という、現時点で最も基本的な2つの理論のつながりの一部を提供できるものと思っています。このつながりは、確立されれば「あらゆるものの理論」につながるかもしれません。
博士号取得後は、学術界で教育研究職を探す予定です。最終的には、宇宙の基本的な性質についての人類の理解をさらに深めたいと思っています。
最後に、孫正義育英財団生として、他の優秀な人々とつながり、財団のグローバルなネットワークを通して互いに知的な刺激を与えたいと考えています。