川口 聡貴

川口 聡貴

2018年 大阪大学SEEDSプログラム修了
2019年 日本科学協会サイエンスメンタープログラム採択、優秀賞を受賞
Chem−Stationにてインタビュー記事掲載
2021年 北海道大学理学部化学科主催で特別講演会を実施 (アーカイブ:https://www2.sci.hokudai.ac.jp/article/11035)
2022年 基礎有機化学会 若手オンラインシンポジウム (第2回) 優秀講演賞を受賞

現在 北海道大学鈴木研究室(有機化学第一研究室)特別研究生・京都大学若宮研究室特別研究員として研究活動を継続中

私は化学、特に構造有機化学と自己集合に強い関心があります。高校2年の時に大阪大学南方研究室で発光性メカノクロミズムに関する研究を体験し、ミクロな分子設計を通じて、マクロな物性を操ることのおもしろさに感動を覚えました。その後、日本科学協会サイエンスメンタープログラムのご支援の下、京都大学若宮研究室にて量子化学計算を用いた新規骨格の発光性材料の開発を行いました。そして、現在北海道大学鈴木研究室にて、世界で1番長いC-C結合の創出をしております。

他の財団生との交流による刺激や活発な分野横断を通じて、より一層精進したいです。分子を設計、合成し、物性を測り、また設計するという流れのなかで、何らかの法則を導いたり、世の中の役に立てるような物質を作り出したいと考えています。