アプルヴァ ジョシ

アプルヴァ ジョシ

2020年に四肢再生を長期的な目標とし、再生医療の個人研究を行うために3,000米ドルを超える額を調達し、自宅に自分用の実験室を作りました。資金調達の一環として、複数の助成金コンテストに参加しました。5万米ドルがかかった2020 Delta Fellowshipコンテストでは、大学生、大学院生と競い、高校生として最終選考に残りました。調達した資金で、自分の実験室で物理的に主な作業場所となる滅菌キャビネットと、恒温槽(ウォーターバス)を製作しました。
2021年には、海洋プラスチックの危機、富栄養化、血友病Aなどの問題を解決するために、合成生物学を利用するシステムの設計について詳述した3本の論文を共同で発表しました。

私はブランダイス大学の 2年生で、Kadener研究室でRNAサイレンシング経路における環状RNAの機能について研究しているほか、学外では、自宅の研究室のために資金集めを続けています。私の個人研究は、成体細胞を人工多能性幹細胞(iPSC)にリプログラミングするプロセスを最適化することに焦点を当てており、iPSCの成長を加速させ、iPSC誘導の成功率を少なくとも50%に高め、iPSCが自然に元の細胞に戻らないようにエピジェネティックメモリーを完全に書き換えるという課題を解決しています。私は、ヒトのリプログラミング遺伝子の類似体遺伝子を用いて、キイロショウジョウバエの成体細胞をiPSCにリプログラミングすることでこれを実現しようと考えています。このリプログラミングのプロセスが完成すれば、有機体の四肢や臓器の再生の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。